昔ながらの型染め技法。天然の植物を煮出した染料による手染めの鯉のぼりで、自然な風合いを愉しんで

鯉のぼりは、お子様の立身出世の願いを込めて端午の節句に飾るもの。こちらは、昔ながらの型染め技法で、綿のてぬぐい地に藍や草木などの植物染料で染め上げた鯉のぼりのセットです。小ぶりなサイズで、室内でも気軽に飾っていただくことができます。

藍色の染めについて

「クラフト工房 La Mano」の藍はすべて“すくも”と呼ばれる藍の原料を使用。“すくも”とは「蓼藍の葉」を藍師と呼ばれる職人さんが昔ながらの製法で100日間ほどかけて発酵させた藍染の原料のことです。この原料をアルカリ性の水溶液（灰汁）と混ぜ、色素を抽出した液で染めます。

藍は染めを重ねるごとに色が濃くなります。「真鯉」の色は8～10回ほど染めを重ね深い紺色に。「子鯉」の水色は、少し色の濃度が落ちた甕を使うことで、澄んだ美しい水色に染め上げられています。

朱色の染めについて

「クラフト工房 La Mano」の鯉のぼりの中でも最も手間のかかる「緋鯉」は、インド茜と呼ばれる染料を使用。丁寧に処理をした上に染めと乾燥を繰り返す「引き染め」を行い、発色良く染め上げられています。

その他、「吹流し」の色は古代中国の五行思想にちなんだ色に。破魔矢と同じく魔除けを意味する「矢車飾り」もセットでお届けいたします。

型染めについて

型染めは、模様が彫り貫かれた「型紙」と呼ばれる版を使います。型の上から糊を引いて、防染。「緋鯉」の染めは生地に糊で防染した上から、刷毛で何度も染料を染め重ね（引き染めと呼ばれる）染め上げます。藍色の「真鯉」「子鯉」は抜染（染めてから色を抜く）を施されています。

＜メーカーのご紹介＞
クラフト工房 La Mano（ラ マノ）

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