持ちやすく、運びやすいコンパクトサイズ。現代の暮らしにマッチするホーロー鍋

1970年代に人気を博したホーロー製品。最盛期には100社以上の製造会社が存在しましたが、現存するメーカーは「野田琺瑯」を含めわずか数社。

野田琺瑯が世に知られるきっかけとなったのが、2003年に発売した「White Series」。「白は売れない」という業界の定説を覆し、機能的かつ食材が生きる白い蓋付き容器を製造。いまや白いホーローはキッチン用品の王道となったが、鉄板の成形をはじめ、何から何まで手作業で行われていることは、愛用者でさえ知る人は少ないといいます。

こちらは現代にマッチするホーローの鍋、『ココナベ（個々鍋）』。

「小」は少量のゆで野菜や一人分の鍋料理になどに最適なサイズ。つややかなフォルムはうつわとしても美しく、アヒージョなどの熱々メニューはそのまま食卓へ。しっかりと厚みがあるので熱をとじこめる力に優れます。

温かみのあるミルク色（乳白）と、趣きのある墨色（渋黒）からお選びいただけます。

＜メーカーのご紹介＞野田琺瑯（のだほうろう）

創業90年。東京都江東区に本社を構える。2003年に発売した「White Series」など、現代の暮らしにも自然に溶け込むミニマルでシンプルなデザインが永く愛されている。

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掲載誌

Discover Japan 2025年1月号「ニッポンのいいもの美味いもの」

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