すっと手に収まる五角形のお箸。

安定感のある使い心地が特徴の五角削り箸。五角形のお箸は、人間工学的にお箸を持つ三本の指が、奇数の五角面に収まり正しいお箸の持ち方に指を導いてくれます。 「研ぎ出し」と呼ばれる塗り加工は、色漆の中塗りの後、別の色漆で上塗りをして研ぎ出す事により中塗りのいろが程よく見えて味のある表情になる漆塗りの技法です。

素材の「鉄木」は東南アジア原産。水に強く加工性や仕上がりがとても良い木材です。また、仕上げをした鉄木に拭き漆を施すと、飴色になり落ち着いた色に仕上がります。江戸木箸では色々な箸に使われている主力材の一つです。

＜メーカーのご紹介＞大黒屋（だいこくや）

東京・東向島で「江戸木箸」を製造・販売する「大黒屋」。木箸職人の竹田勝彦さんが手掛ける箸は、一生ものとなり得る一膳だ。大黒屋の箸を持つ人のみぞ実感できる、銘木ならではの木肌のつや、心地いい重み、箸同士が触れて発した澄んだ音。頭から喰い先まで、まっすぐ一直線に砥がれたフォルムに、使い勝手を極めた美しさが凝縮されている。 多くの文化人が愛用し、料亭などでも扱われているという大黒屋の箸は、手や指にしっくり馴染むだけでなく、愛用者の中には「料理の味を変える」という人も。

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